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司法書士を目指したきっかけを教えてください
コロナ禍で時間ができたことがきっかけです
大学2回生の時に、コロナ禍で学校に通えなくなったため地元に帰りました。この時間を有効活用するには、なにか資格の勉強をしようと思ったんです。折しも実家で相続が発生しており、それが司法書士という職業を知るきっかけになりました。煩雑な手続きを淡々と進めてゆく姿に魅力を感じ、司法書士の勉強をしようと決めました。
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当事務所を選んだポイントは?
先輩方の人柄に惹かれて
在学中に司法書士試験に合格し、この道を極めていきたいと思いました。まだ学生だったため、まずはアルバイトとして入所。実際に働くなかで、困った時に嫌な顔をせずに聞いてくれる先輩方の人柄に惹かれました。登記に関わる法律などは実務に携わって初めて「そういう意味だったのか」とわかることも多くありますので、丁寧に教えてくださる環境が決め手になりました。
今はどんな仕事をしていますか?
登記は、速く、正確に
不動産登記では、実際の取引の日までに、必要な書類を集める連絡や根回しをしながら登記申請書類の作成をしています。登記業務は、早く登記した人が勝ちという世界。そのため、スピーディーな対応が求められます。しかし速さだけ追ってしまい、丁寧さに欠けてしまってはよくありません。どちらにも注意しながら取り組んでいます。
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- 8:30
- 出社・メールチェック
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- 10:00
- 決済立会
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- 12:00
- オンライン登記申請
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- 13:00
- 打合せ、費用計算など
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- 13:30
- 昼食
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- 14:30
- お客様宅へ書類を預かりに外出
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- 16:00
- 書類作成
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- 17:00
- 整理作業
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- 18:00
- 整理チェック作業
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- 19:00
- 退勤
職場の雰囲気を教えてください
分業制で効率よく仕事ができています
分業制がとられており、1つの案件をひとりで抱え込むことがないような体制になっています。具体的には、打合せを進める人、申請書の作成をする人、取引を担当する人と、1つの案件につき3人の目が入ることになるので、見落としを防ぐことに繋がっています。また、1人でやらなくてはというプレッシャーもないため、特に新人にとって安心できる環境です。
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仕事のやりがいは?
以前、決済立会においてイレギュラーが発生した際、法律知識をつかって臨機応変に対応できたことは思い出に残っています。登記申請は、雛形をみれば誰でも形式を整えることができる作業です。しかし、法律知識をもとにした判断をするには専門職が必要だと感じます。そうした判断が実際にできた際には司法書士としてやりがいを感じられます。
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今後の目標は?
登記が通るかどうかという形式的な面だけではなく、実体法上どうなっているのかを念頭に置きながら業務を行う司法書士でありたいと思っています。「前例ではこうだった」と、自分の記憶を頼りにしすぎることもミスにつながるため、机に六法を置いて、少しでもあやふやだなと感じたら民法や会社法の条文を確認するようにしています。今後どれだけ経験を積んだとしても、初心に戻る姿勢は忘れずにいたいです。
休日の過ごし方
インターネットカフェでのんびり過ごすことが多いです。大画面で映画をみたり、コミックを一気読みしたり。平日は法律系の堅い文章を読んでばかりなので、娯楽系のコンテンツに触れることが脳のリフレッシュにつながっています。